すずなみの旅日誌

(一般的な)富山・岐阜旅行


進学してからというもの、ほぼ毎日東京の人混みに揉まれ。

そんなスタミナとメンタル両方が削られる日々を過ごしていると、たまには旅をして癒されたいと思う訳です。

運よく平日連休を抽出できたので、そのタイミングで北陸へ行ってきました。

私にしては珍しい、1泊2日の超・普通旅行です。

富山への新幹線車内では ゆるゆり を読みながら。

Day1(11/5)

平日ともあってか、得ダネ30%割を運よく使えました。
これ、学割使うより安くてすごくいい。

大宮駅新幹線コンコースのこの柱、旅情を誘いますよね
すき

はくたか号に乗車します。
そういえば敦賀延伸後に乗るのは初めて。

待ち時間にはもちろん受信活動をば。
新高岡で下車

新幹線車内はまぁまぁ混雑していましたが、富山でみんな降りていきました。

駅前は閑散としています。典型的な地方の新幹線駅です。

さてさて、まずは山奥まで大移動しますよ。

駅中の営業所でフリー切符を購入

高岡駅から新高岡、城端を経由して五箇山、白川郷まで結ぶバスが運行されています。
これが超便利。

加越能バス、すきです。

五箇山は1年前の正月に訪れたので、今日は終点の白川郷まで乗ってみます。

バスに乗りました

既に高岡駅から乗車していた客でにぎわっており、9割が中国人といった感じ。

途中、高速道路を走り、車窓には砺波平野の散村の風景が広がります。

バスはこの先、城端線の終点の城端駅でも乗客を拾ってから、いよいよ険しい山を越えて五箇山地方へと入ってゆきます。

五箇山は民謡の里としても知られます。ご存じ「こきりこ節」は、この五箇山地方発祥の民謡なのです。

そんな民謡の里を目指すこのバス、民謡が車内で流れます。
観光路線ともあってサービスは充実。

それも、ちょうど砺波平野と五箇山とを隔てるトンネルを抜ける区間で流れるので、高揚感もいい感じに沸き立ちます。

車窓に迫る山々を望みながら、「麦屋節」と「こきりこ節」を鑑賞。
やはり現地で聴くとまた違いますね

バスはいつの間にか標高を稼ぎ、谷が深くなってきました。

長い「五箇山トンネル」を抜けると、いよいよ五箇山地方に入ります。

まもなく到着するのが、世界遺産・相倉の集落ですが、そちらは過去に訪問済みのため今回は通過。

道路は、庄川の流れに沿って谷底を進んでいきます。
よくもまぁこんな場所に橋をかけたものだ

「ささら館前」バス停にて途中下車しました。道の駅があります。

さてさて時刻はまもなくお昼時。
お昼時といえば、チャイムですよね

ここから数分歩いた先にスピーカーがあるようです。

道の駅・上平

道の駅の向かいに、スキー場への入り口があり、そこを進んでいきます。

途中、赤尾ダムがせきとめる湖が見えました。
もう数百メートルすすむと、岐阜県との県境。本当に富山の最深部です。

そのまま道なりに歩いていくと、見えてきました。
再送信の子局のため、アンテナがたくさん。

南砺市では、ご当地ソングの「緑の里から」をアレンジしたチャイムが流れます。
なかなかいい曲です。

原曲はこちらから。

無事に聴けたので、道の駅に戻ります。
バスの時間が迫っているので速足で。

戻ってきた

再びバスに乗車、さらに南下して岐阜県に入りました。

このあたりはトンネルとトンネルの間も覆われています。

終点の白川郷に到着

こっちは有名観光地ともあって混雑。。。観光バスの数も、五箇山の比になりません。

五箇山へ来たら、よく(ネットなどで)見るあの景色が見たくなるわけです。

なので展望台まで登ってきました。
運動不足の身体ゆえに息があがる😅

なかなか綺麗でした。
しかし、こういった展望台が無料なのは有難いですね。

麓まで降りて、茅葺き屋根の里をお散歩。

都会から離れてこういった景色を見ると、本当に心も身体も落ち着きます。
やっぱり旅行しか勝たん。

ちょうど屋根の吹き替えが行われているおうちがありました。
これは貴重なものを見たなぁ

いつまでも絶やさないでほしい文化です。

さてバスで高岡駅まで直行。そこからあいの風線に乗り、

富山駅まで戻ってきました

この路面電車を見ると富山来たな~と思います

ホテルのチェックインをすませれば、間もなく夕飯のお時間です。

富山に来たらもちろんここへ。

この日も店の前に列ができており、20分くらい待ちました。
これを食べに富山に来たといっても過言ではないので、おとなしく待ちます。

かがやき7(セブン)
ホタルイカがうますぎる!!右は白エビだったかな?

ほんとにお腹いっぱい、富山のお寿司をいただきました。
もう満足。これで1年は生きていけそう。

Day2(11/6)

おはようございます。富山の朝です。
昨日の曇天とは違って、今日はお天気にも恵まれ。

富山の街をお散歩します。平日なので駅前は賑わっています

おや、なにやら目を引くマンホールが

こちら、富山が舞台の漫画「ゆるゆり」のキャラクターです。(行きの新幹線で読んでたやつ)
これを見に来たのだ!!

他にも市内の至る場所に設置されているようなので、見にいってみます

はじめにやってきたのは、富山駅から歩いて十数分、富岩運河環水公園
公園内のスタバは、世界一綺麗なスタバ と称されているようです。

あれがそれ。まぁ確かに、、綺麗か(行かないけど)

ここの公園には、ゆるゆりの主人公(ここ重要)である\アッカリーン/こと赤座あかりのマンホールがあるらしいのですが、なかなか見つからず・・・・

お、おや、あれはもしや
アッカリーンいました!!ちゃんとアッカリーンしてました!!お団子2つも!

まさかこんな端にあるなんて思わなんだ・・・
(影が薄いとか気軽に口にしちゃいけない日本語!)

富山駅に戻ってきました。ここからは路面電車で街中まで出てみようと思います。

お次はこちら、富山城!

1月の地震で一部が壊れてしまったようで、修復作業が行われていました。
マンホールも例外ではなく。。。

どうやらあそこに”ちなちゅちゃん”こと吉川ちなつのマンホールがあったようなのですが、道路修復中のためお目にかかれず。

(秋ですね~)
引き返します~

さて、そろそろ富山を離れなくてはなりません。
最後に、駅のホームで響き渡る接近メロディ(これが好き)を堪能。

新型のハイブリッド気動車、HC85

さて、ここからは高山本線にて南下していきます。
高山本線は、岐阜を出発して、飛騨川に沿って上流、富山まで至る路線です。
岐阜からは東海道本線に直通していて、名古屋まで至ることができます。

ずっと乗りたかった高山本線を、特急と普通列車を乗り継いで踏破したいと思います。

ここから名古屋まで鉄路が続いてるんだなぁ
西日本でよく見かける鉄むすのキャラクター

車内はなかなか混雑。ほぼ9割外国人だけど。

富山駅を出発して神通川を渡れば、進路を南に変え、列車は山へ挑んでいきます。

富山平野の終わりが近づく。ばいばい富山
まもなくすると深い谷が。下をゆくのは神通川です。

さて気づけば時間はお昼過ぎ!ごはんの時間です。

じゃーん、富山といえば鱒寿司!
富山駅で購入していたものです。

付属のナイフで、自分で切り込みをいれます

なかなか食べる機会のないもので、とても美味しかった。お酢の加減もちょうどいい!

宮川に沿ってさらに南下していきます。ここら辺は紅葉が綺麗でした。
それにしてもよく線路を通したな・・・・

ハイブリッド気動車ならではの表示

人里離れた山中を進むと、盆地に出ます。
ここの盆地には高山市が所在していて、久しぶりの都会(?)です。

高山駅に到着。さすが観光地とあってホームは大混雑!
富山から乗ってきた人も、半分くらいがここで下車していきました。

列車は、需要が変化するこの駅で増結して、名古屋を目指します。

私もこの駅で乗り換えです。ここからは普通列車にのんびり揺られていきます。

のんびり揺られて到着したのは、下呂駅。
下呂は有名な温泉地です。

下車してやることといえば、もちろんこれ。
駅から歩いて30分くらいで来られました。

山の中腹にある子局で、下呂の街並みを見渡せます。

下呂市も、月によって曲の変わる自治体です。
季節ごとにバリエーション豊かな音楽を楽しめます。
11月は唱歌の「旅愁」でした。

中継局が近いようで、アンテナがダイポールでした。

せっかく下呂で降りたからには温泉に入っていかねば!!

それもそのはず、下呂温泉は、草津温泉・有馬温泉と並んで日本三大名湯のひとつ。
入っていかないほうが勿体ない!

(あ、あと今晩は夜行バスなので、乗車前に入浴しておきたかったのです。)
(そこらへんの銭湯に入るくらいならこっちのほうが(以下略))

飛騨川

チャイムが鳴り終わると、あっという間に太陽は山の向こう。
街灯の少ない夜道を歩いていきます。

しばらく歩くと見えてきました、温泉街。
暖色系の照明で、いかにもな雰囲気です。

今回入浴を選んだのはこちら。

望川館です。

理由はこれ。温泉むすめの下呂美月ちゃんにお会いできるから。
あいにく売店は営業時間外でしたが、御姿を拝めたのでよき。

日帰り温泉もあるのでありがたや~
タオルは受付で購入できました。

いいお湯でした。

ふたたび下呂駅。特急ひだ号の両数が貼りだされていましたが、なんと最大8両。
観光需要の高さを実感しました。

名古屋行きのひだが入線してきました。
この長さよ・・・・

予算消化でグリーン車にしました。
降りるときにわかったのですが、普通車に中国人ツアー客が大量に乗ってたのでグリーンで正解だったかも。

足置きもあって快適。床も絨毯で落ち着きます。
岐阜からは東海道本線へ。

岐阜で進行方向が変わり、名古屋に向かいます。

名古屋の駅中のマックでおゆうはん。
最後は夜行バスで帰ります。


やっぱり現実に疲れたら旅行ですね。何よりも効きます。
旅はいいですよ。

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